過去最多238点の力作が集まる、JA上伊那フォトコンテスト2020審査会

JA上伊那
審査会の様子
審査会の様子

JA上伊那は10月12日、「フォトコンテスト2020」の審査会を伊那市の本所で開いた。
日本農業新聞信越支局の飯島有三支局長を審査委員長に、JA役職員が審査し、フォトコンテスト部門の入賞作品14点とカレンダー部門の入賞作品13点を選んだ。
最優秀賞にあたる「JA上伊那組合長賞」に、辰野町の北原雅光さんの作品「雪を乗せた『にお』」が輝いた。
北原さんは「今では珍しくなった『にお』の冬景色に感動して撮影した。最優秀賞は大変驚いたが、受賞できてうれしい」とコメントした。
飯島委員長は「単に『にお』だけではなく薄く雪をかぶった奥の樹林を背景にし、奥行き、立体感がある作品。さらにその奥に冬の街並みや、遠くの山の風景もうっすらと映りこんでおり、構図としても工夫されている」と講評した。
このコンテストは、同JA誕生の1996年から続き、今年25回目。上伊那の「農のある暮らし、魅力ある風景」をテーマに、季節感のある風景、生き生きとした人々の暮らしの様子などを映した作品を募集。今年は、県内外の64人から過去最多の238作品が集まった。
フォトコンテスト部門入賞作品は同JA広報誌「る~らる」の表紙などさまざまな広報活動に使用。
カレンダー部門入賞作品は来年のカレンダーに使用。カレンダーは壁掛け用と卓上用の2種類を作成し、組合員家庭へ配布する。
例年11月に開催する「JA上伊那まつり」で表彰式と入賞作品の展示を行っているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、まつりが中止となり、11月13日に表彰式を開催予定。入賞作品は11月16日~30日まで、本所正面玄関ロビーでの展示を計画している。

主な入賞者は次の通り。
【フォトコンテスト部門】
▽JA上伊那組合長賞(最優秀賞)=「雪を乗せた『にお』」北原雅光(辰野町)
▽優秀賞=「眺めよく、はかどるよ!」野村倫直(松本市)、「春爛漫の農作業」岩崎俊徳(飯田市)、「どんぶや」宮澤春夫(辰野町)、
▽新人賞=「特別なお仕事」原麻衣(伊那市)

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