花を受け取る武田さん(左)と職員
JAながの女性部みゆき地区と同JAみゆき花き共撰部会は10月5、6日の二日間、地元の小学校・中学校・高等学校と特別支援学校の21校にJA管内で栽培された花で作ったアレンジメントフラワーを贈呈した。女性部の活動費で花を購入し、アレンジメントフラワーを制作。女性部の各支部長や生産者である部会員、JAの職員が分担し各校を訪れ、生徒や先生に直接手渡した。
新型コロナウイルス感染症拡大により全国で冠婚葬祭やイベントの縮小や中止が続き、花の消費が減少していることを受け、女性部では花き農家を応援するとともに学生にも元気と癒しを届けようと、今回の企画を実施した。
5日は、フラワー装飾技能士の資格を持つJA職員の指導を受け、女性部員がトルコギキョウやワレモコウ、クジャクソウ、ヒペリカムなど16種類の花きを使い、色鮮やかなアレンジメントフラワーを制作。二日間にわたり順次、飯山市、中野市豊田、木島平村、野沢温泉村、栄村の各校に届けた。花き生産者は「地元で栽培されている多品目の花を知っていただき、今の時期の花から季節を感じてほしい」と話した。
6日、JAの職員が飯山市立城北中学校を訪れ、3年生で生徒会長の武田正司さんにアレンジメントフラワーと花の品種名を記載した資料を渡した。武田さんは「花は幸せな気持ちにさせてくれるので、うれしい」と話した。