役員の補欠選任行う 常務理事に長澤忠義氏 令和2年度臨時総代会開催

JA大北
総代会開催にあたり、あいさつを行う武井宏文組合長
総代会開催にあたり、あいさつを行う武井宏文組合長

JA大北は10月29日、大町市の大町文化会館にて「令和2年度臨時総代会」を開いた。当日は書面出席を含む総代490名が出席。臨時総代会では理事の補欠選任など、全2議案を審議し、全て可決された。
総代会の開催にあたり、武井宏文組合長は「今年は新型コロナウイルスの影響もあり、特に観光事業を始め、多くの事業に影響を与えた。JA自己改革について上半期は、肥料等の価格引き下げ、新規園芸作物の苗代助成を実施したほか、効率と時代背景を踏まえた施設整備として、今年度の総代会にて承認いただいた事業施設再編方針に基づき、ときわ生活店舗、松川給油所及び美麻生活資材店舗の閉店を行った。今後の施設整備についても、具体的な準備を進めるとともに、組合員の皆さまにしっかりと考えを示していく。農業、JAを取り巻く環境は依然と厳しい状況にあるが、この逆境を力に変え、JA自己改革をさらに推し進めるとともに、地域に愛され信頼され役に立つJA創りに、今後も役職員一丸となって取り組んでいく」とあいさつした。
今総代会では、常務理事が退任したことによる理事の補欠選任ついて審議。同JA前営農部長の長澤忠義氏を候補者として投票による決議後、同日に開かれた理事会において、常務理事に就任した。
また、報告事項では、事業施設再編方針の進捗状況等、令和2年度上半期事業報告、下半期経営経営対策について常勤理事より報告を行った。
合わせて、総代会の席上で退任支所総代会長、退任永年勤続総代、退任役員、定年退職職員への感謝状贈呈が行われ、長年にわたりJA事業に貢献された方々に感謝状が授与された。
▽常務理事=長澤忠義(新任)

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