長野県中央家畜市場 10月家畜市

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枝肉緊張とマルキン効果で活発な取引となった10月市場

JA全農長野は1日、木曽町の長野県中央家畜市場で定例の子牛市場を開いた。上場頭数は296頭で、293頭の取引が成立した。子牛全体の平均価格は、前回8月市場より37,548円高い720,710円(税込)の取引となった。
枝肉相場が堅調に推移したことや、新型コロナウイルス対策費や肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)などの助成金の影響など好条件が揃ったことで活発な取引となり平均価格が上昇した。
去勢子牛は168頭が成立し、平均価格は前回より39,356円高い755,674円(同)。雌子牛は125頭が成立し、平均価格は32,177円高い673,719円。
セリ前に長野県知事賞の選考を兼ねた県中央家畜市場子牛共進会を開き、最優秀賞の県知事賞に去勢の部で木曽町の大久保喜代文さん、雌の部で木祖村の丸山幸一さんが選ばれた。丸山さんは昨年出品した去勢の部に続き連続受賞となった。
共進会の優秀賞は次の通り。
◇去勢の部=小山清志さん(喬木村)◇雌の部=田中昭人さん(木曽町)。

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