旬のサンプルーンを買い求める観光客ら
長野県佐久地域振興局やJA全農長野、JA佐久浅間などでつくる佐久園芸生産振興協議会は9月19日、佐久市伴野の道の駅ヘルシーテラス佐久南で「佐久プルーンフェア」を開いた。佐久地域特産プルーンの代表品種「サンプルーン」の出荷最盛期に合わせ、消費拡大につなげるのが目的。会場では旬のサンプルーン(1パック400g)200パックを特別価格で販売。10パックを購入した栃木県からの観光客は「大好きで普段から購入してよく食べている。長野県の新鮮なプルーンが買えてうれしい」と話していた。また、先着200人に「サンプルーン」3個を詰めた記念品などを配ったほか、アンケート回答者に抽選で「オータムキュート」1箱が10人に当たるプレゼント企画を実施。抽選は後日行い、10月上旬頃に発送する。
同JA管内の佐久市(旧臼田町)は日本のプルーン栽培発祥の地とされ、同協議会は2005年に9月16日を「佐久プルーンの日」に定め、毎年イベントを開いている。営農経済部園芸課の中澤毅課長は「大勢の方に購入していただき、サンプルーンの魅力をPRできた。消費拡大とともに生産振興につなげたい」と話している。