JA職員の指導でフラワーアレンジを楽しむ児童
県佐久地域振興局やJA全農長野、JA佐久浅間などでつくる佐久園芸生産振興協議会は9月8日から11日にかけて、小学校を中心に5会場でフラワーアレンジメント教室を開いた。
地元産の花に触れて身近に感じてもらい農業への理解を深めるとともに、大切な人に花を贈る喜びを知ってもらおうと同協議会が「花育」の一環で毎年取り組んでいる。
佐久穂町海瀬の町立佐久穂小学校で8日に開いた教室には、5年2組26人が参加。同JAさく南部営農センターの市川文彦センター長代理が花材として使うトルコギキョウやスプレイカーネーション、クジャクソウをはじめ、管内で栽培する花の特徴を説明したほか、花材の切り方や挿し方など、見た目が映える仕上げ方を説明した。児童は牛乳パックの受け皿を使ったオアシスに好みの大きさや色合いを工夫しながらアレンジを楽しんだ。
同組の志摩来実さんは「フラワーアレンジは初めてだったけど、色のバランスを考えて作った。きれいにできたので、家の玄関に飾りたい」と話していた。