市場関係者とリモートで情報交換する部会役員
JAながのちくまぶなしめじ部会は9月11日、千曲市内川のちくま営農センターでリモートによる「市場情報交換会」を開いた。例年は、きのこの需要期を前に部会と市場、JAの関係者ら40人ほどが集まり開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染防止対策として、重点取引市場5社と正副部会長、JAの担当者がリモートで互いの顔を画面越しに見ながら情報交換をした。
会議では、産地、市場の情勢報告や双方の要望などを伝え、意見交換を行った。コロナの影響で、消費者へ効果的なPRができる試食販売ができない状況だが、レシピの提案による需要拡大をめざす事や、特売企画の回数を増やして販売していく事などが報告された。
JAの販売担当者は、「9月の残暑が続いていたが涼しく秋らしい陽気になると、いよいよきのこの需要期に入る。新しい生活様式に沿った、これまでとは違う販売提案や販促活動をしていきたい」と話した。