「災害に強い社会づくりを」知事がきのこ関連施設を視察

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災害に強い社会づくりの必要性を語る阿部知事

9月3日、長野県知事が県の様々な課題を把握し、県政全般に反映させるための意見交換会「しあわせ信州移動知事室」が中野市延徳地区で開催され、株式会社ケーアイ・オギワラ、株式会社信州中野エコパワーランド、JA中野市が参加した。
当日、阿部守一知事は昨年の東日本台風災害におけるきのこ栽培施設の復旧状況や、使用済みきのこ培地を活用したメタン発酵バイオガス発電施設について視察。それぞれの取り組みについて意見交換を行った。
きのこ施設に甚大な被害をもたらした台風被害について、ケーアイ・オギワラは当時の被害状況と復旧補助事業の活用事例を報告。JAは災害時の「復旧と補助金申請を同時並行で行うことの困難さ」を例に挙げ、申請手続き簡略化等を要望した。
阿部知事は「台風被害からの復興を進めると同時に、災害に強い社会づくりを進めていかなければならない。特に農業が主要産業である中野市はそれが求められる。県としても中野市が誇るきのこ産業の発展に寄与していきたい。」と災害対策の必要性を語った。

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