古新聞でエコバッグ作り、新聞普及運動にも活用

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日本農業新聞の古紙で作ったエコバッグを手にするJAの職員

JAながの女性部ちくま地区は、新聞の古紙を活用したエコバッグ作りに取り組んでいる。バッグの側面には、目を引く写真や記事が掲載されている紙面を使用。女性部の活動目標の一つ「環境にやさしい暮らしづくり」の取り組みとあわせて、JAでは日本農業新聞の普及運動に活用する。7月1日から始まったプラスチック製買い物袋の有料化に伴い、実用的に使えるバッグへの関心が高まる中、簡単に作れるとあって部員から好評だ。
バッグの作り方は、家の光2017年9月号の付録に掲載された記事を参考にした。今年6月に女性部が発行した「女性部地区だより」に作り方を掲載して部員に紹介したほか、7月に開いた女性部正副支部長会でJA職員が作ったバッグの見本品を配布した。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、講習会などの女性部活動が制限されている中、自宅で簡単に作れるためバッグ作りを勧めた。
バッグは、2枚の新聞紙を重ねて折り、のり付けしながら張り合わせてバッグの状態にする。持ち手の部分は、新聞紙を棒状に巻いて作る。一つ10分ほどでできる。
部員からは「収穫した野菜をおすそ分けする際などに使え、そのまま冷蔵庫にいれて保存できるので便利」と好評。
ちくま埴生支所の職員は、「農家ではない方にも農業に関心を持ってもらえるよう、日本農業新聞の人気の記事を側面に使い作成した。作りためて新聞の普及運動に活用していきたい」と話した。

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