品質見極めしっかり荷造りを呼びかけ 巨峰、ナイアガラ目揃い会開催

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現物を見て規格を確認する生産者

9月4日、JA塩尻市果実常任委員会ぶどう部会(中澤靖部会長)は、管内の巨峰、ピオーネ、ナイアガラの生産者を対象に出荷規格目揃い会を開いた。ぶどう選果場には110名の生産者が参加し、JAの営農技術員の話に耳を傾けた。
今年は、梅雨時期の長雨や夏の高温・干ばつで一部渋み果が見受けられており、営農技術員から「品質を確認しながら十分注意して荷造りをしてほしい」と呼びかけられた。
出荷規格では、それぞれの包装形態や持ち込み時間等の確認がされた。また、松塩筑3JA合併に向け使用している資材の在庫等を抱え過ぎないように伝えられた。
販売面では、新型コロナウイルスの影響で外食へ行かず内食にお金をかける消費者が増え、ぶどう全体の販売単価は良好となっている。
中澤部会長は「長雨で晩腐病が心配されているが、生産者一人ひとりがしっかり防除に取り組んでいる。これから酸味が抜けて糖度がより上がってくると同時に朝晩と日中の寒暖差でより仕上がってくる」と期待した。

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