スイートコーン収穫に笑顔

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スイートコーンを収穫する園児

JA松本ハイランドは、各地域の特色やJAらしさを生かした「1支所1協同活動」に取り組んでいる。令和ゆめプランの基本目標に掲げた「安心してくらせる地域社会づくりに貢献します。」を実現し、支所を拠点として食と農業の大切さを地域全体に広め、農業やJAへの理解を深めてもらうとともに、協同活動の輪を次代へと広げていくことが狙いだ。
同JA島立支所と同支所農家組合長会は、支所協同活動の一環として、スイートコーンの栽培に取り組んでいる。生産者とJA役職員が協同作業を行うことで交流を深めるようと、6月下旬に播種作業をし、管理を行ってきた。9月2日には、収穫時期を迎えたスイートコーンのもぎ取り体験を行い、同支所管内にある島立中央保育園、堀米保育園、和敬保育園の園児、約120人が参加した。
当日は、同JAの野菜指導員が園児に、おいしいスイートコーンの見分け方や、収穫方法を指導しJA役職員と、1時間ほどもぎ取りを行った。参加した園児からは「いっぱいみつけたよ」「でっかいの採れた」と歓声が上がった。堀米保育園の小林加奈栄園長は「初めて収穫体験を行う園児たちもいるので、園児たちにとってとても貴重な体験になった。さっそく、おやつの時間に園児たちといただく」と話した。収穫したスイートコーンは1人1~2本ずつ持ち帰り、持ち切れなかった分はJA職員が保育園に届け、おやつの時間に味わった。
同支所の横内一郎担当理事(同JA副組合長)は「子供たちに収穫したての美味しさを味わってもらいたい。コロナの影響で保育園の行事が縮小や中止になっているなか、実施することができたのはよかった。地域とのつながりを大切にしながら、今後も活動を継続して取り組んでいきたい」と意気込んだ。

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