梨の品質確認、「二十世紀」「豊水」出荷査定会

「梨の品質確認、「二十世紀」「豊水」出荷査定会」の画像
サンプルを見て統一規格を決める関係者

JA上伊那果樹部会梨専門部は9月1日、JA上伊那本所で梨の「二十世紀」「豊水」の出荷査定会を開いた。部会役員やJA果実担当者ら15人が出席。「二十世紀」と「豊水」のサンプル品が並べられ、上伊那統一の選果規格を決める現物査定が行われ、出席した関係者らは見た目や形、硬さなどを確認した。
今年の「二十世紀」「豊水」の生育状況は4月の遅霜の影響で地域によってはサビが確認されているが、味はみずみずしいおいしさとなっている。大きさや糖度も7月の長雨による影響が心配されたが、8月から高温が続き、平年並みに回復しつつある。
JAの果実担当者は「上伊那産は味で売っていく産地。適期収穫を心がけ例年通りの梨を栽培してほしい」と話した。
「二十世紀」「豊水」の出荷は9月7日から始まっており、9月下旬まで続く予定。出荷計画では二十世紀が110トン。豊水が65トンを予定している。

MENU