JA上伊那で米個袋初集荷

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米を検査する農産物検査員

JA上伊那は9月23日、伊那市美篶の上原農業倉庫で2020年産米個袋の初集荷を行った。
倉庫には朝から米個袋が持ち込まれ、農産物検査員が袋に専用の棒、穀刺しを刺して米を取り出し、品質や水分量を検査した。この日は伊那市内で収穫された1袋30kg入りのコシヒカリとあきたこまちの米個袋、約3,580袋(107.4トン)が集荷され、農産物検査を経て、ほぼ全量が1等に格付けされた。等級が決まった米個袋には検査の証明印が押され、品種や等級ごとに倉庫に納められた。
検査員は「暖冬の影響で発生が多いカメムシ被害や梅雨明け後の猛暑での胴割米が少ないながらも確認された。今後の被害が心配だが、適期の収穫を心がけてほしい」と話した。
今年は上伊那管内で、2020年産米16,200トンの受入れを見込む。

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