ザックザックと楽しみながら稲刈り体験/長地小学校5年生

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刈り取った稲を協力して束ねる児童たち

岡谷市の長地小学校5年生98人は9月29日、同校近くのほ場で、稲刈りを行った。栽培管理を指導する地元の高木元一郎JA理事や女性部員、JA長地支所職員らの支援のもと、稲刈り鎌で刈り取り、はぜかけを行った。
同支所の食農活動の一環として、2017年から同校の稲作を支援しており、今年は約10Rのほ場でうるち米「あきたこまち」と、もち米「ヒメノモチ」を栽培している。この日は髙木理事から、鎌の使い方や安全のための注意事項の説明を受けた後、稲刈り鎌で刈る人と、刈り取った稲を束にしてひもで縛る人に分かれて作業。約5R分を1時間半ほどで刈り取り、落穂拾いをした後、学校に運び込んで校内のフェンスにはぜかけを行った。終了後は、太陽に照らされ、黄金色に輝く稲をバックに写真撮影も行い、皆で収穫の喜びを分かち合った。
佐藤杏奈さん(10)は「大きく成長したイネを刈るのが大変だったけど、皆で協力してできたのでよかった」と話していた。
脱穀は10月上旬に実施予定。今後は収穫したコメを使った飯盒炊飯も予定している。

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