提灯供養祭で300基の提灯を供養

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提灯を供養する参列者

JA長野八ヶ岳と長野エーコープサプライが共同運営するJA虹のホールあおぞらは、9月13日に当ホール内で盆提灯供養祭を開いた。JA管内の組合員や地域利用者から提灯供養の要望により行われ、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用やアルコール消毒、参加者の検温などを実施、持ち込まれた提灯はテントを設営して施設入口で職員が受け取った。
受付が開始してから参列者約50人が訪れ、約300基の提灯が持ち込まれた。法要は佐久穂町にある曹洞宗明龍寺の鈴木副住職による読経が行われ、参列者は提灯に向かい焼香し、手を合わせた。鈴木副住職は「思いを込めて使う物には魂が宿るので、持ち込んだ提灯に対して「ありがとう」、「お蔭様」という感謝の気持ちを大切にしてほしい」とあいさつした。
3基の提灯を持ち込んだ参列者は「祖父の代からある提灯で今は飾ることができずに悩んでいた。大切に使ってきたので供養してもらえてありがたい」と話した。

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