JAながのは、公式オンラインショップ「たーんとながの」と「カスタマーセンター」を開設し、9月1日から贈答用ブドウの受け付けを始める。独自ネットショップ開設によりJAブランドの構築、新規顧客の獲得と利便性向上、事業の効率化をめざす。サイトはJAホームページからもアクセスできる。
9月1日から、巨峰、ナガノパープルを取り扱い、中旬からはシャインマスカットを取り扱う。10月からは、贈答用リンゴの取り扱いを開始する。オンラインショップ開設にともない、従来のJA共選所での贈答用品の受付は終了する。今後は、他の品目も取り扱う予定で、運用をすすめる。
サーバー環境構築や売り上げ管理システム、決済代行、配送などのサイト・システムの構築には、地元企業など6社が連携しプロジェクトを推進する。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベント中止が相次ぎ、毎年多くの客が訪れる人気イベント「ぶどう祭り」も中止したが、オンラインショップの運営開始により、ブドウを始め、旬の農産物を待ち望んでいる全国の消費者の期待に応えるとともに、組合員農家の所得向上をめざし販売事業を強化する。