荷造りの注意点など説明
JA洗馬営農指導課は、19日水曜日に『秋作レタス類(レタス・サニー・リーフ)荷造り講習会』を開催した。暑さが厳しい中、会場には新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクを着用した管内の全レタス類生産者が足を運んだ。
塩尻市洗馬地区のレタス類は、5~7月の「春作」と、8月中旬~10月終わりまでの「秋作」の収穫期があり、荷造り講習会は毎年それぞれの出荷が始まる前に必ず開催されている。
講習会では気候への対策等の指導や、重量・規格、外葉調整、玉揃い、切り口の洗浄、農薬の適正使用と栽培日誌提出の徹底、異物混入を防ぐための選果選別の徹底など、栽培時・荷造り時の注意点を生産者と共有する。こうした取り組みを重ね、洗馬のレタス類は高い品質を保ち出荷されている。
営農指導課の武田考査役は、「今年の夏は7月の長雨と8月の高温でチップバーン(葉の縁が焼けたように褐変する)が出てきているので、それを前提とした栽培・荷造りをお願いしたい。」と語り、講習会では灌水、適期収穫、午後は日陰で作業を行うことなどを生産者に呼び掛けていた。