選花するJA職員
JAあづみは8月5日~10日までの6日間、安曇野市堀金烏川のそ菜特産流通センターで直売共選を行った。
直売共選は生産者が収穫した小菊やトルコギキョウ、アスターなどの切り花をそのまま集荷所に持ち込め、JA職員が選花や包装をする。
生産者の作業時間の軽減・圃場での廃棄をなくすことや、小面積での栽培でも取り組める事などメリットが多い。直場所からの注文が多く、同JAは生産者に積極的な出荷を呼び掛けていた。
管内4カ所で集荷した切り花を約10人のJA職員が同センターで選花。10本~15本を目安に束を作り、一束一束手作業でフラワーパックに包装し2カ所を糸締装置で結束。管内7カ所の直売所から約5000束の注文があり、作業に追われた。
営農経済事業部農産課の小山幸亮営農指導員は「生産者が丹精込めて育てたものは一本も無駄にしたくない。今後も生産意欲向上に繋がるような取り組みを考えていきたい」と話した。
9月11日には花き園芸事業発展のため、生産物を一堂に展示し、商品性の追求と技術栽培の向上を目指し、優良花き栽培農家を表彰する「第42回JAあづみ花き品評会」を開く予定だ。