意見を述べる生産者(中央)とJA役職員(右)
JAあづみは、8月7日安曇野市堀金烏川の広域営農センターで担い手生産者との懇談会を開いた。管内の担い手生産者やJA役職員ら約20人が参加し、JAあづみ3か年計画の農業振興骨子の報告や、生産者からのJAへの意見、要望に回答するなど約2時間に渡り懇談した。
この懇談会は、農産物販売の方法や農業所得の向上が課題となる中で、生産者のJAへの意見を吸い上げ、次年度以降の事業計画に反映させることが目的。
生産者からは「ドローンに大変興味がある。JAでは導入を検討しているのか。導入するのであればレンタルさせて欲しい」「今回のコロナ関連の補助事業について、申請手続きをサポートしていただいてとても助かった」など様々な意見、要望が挙げられた。
千國茂代表理事組合長は「耳の痛い話もあったがこの懇願会を機に改めて考えなければならない事や、早急に対応しなければならないことが明確になった。生産者の皆さんからどんどん意見、要望を集め出、来ることから実践していきたい」と話した。
参加した生産者の倉科孝明さん(49)は、「販路開拓や農家の手取りが増える仕組み作り、高齢化に伴う人手不足の解消など、JAにしか出来ないことを実践し、これからも困った時に力になっていただきたい」と期待を寄せた。