地元産の新鮮野菜や花を買い求める来場者ら
JA洗馬生産者直売部会・農産物加工部会は、8月12日水曜日に塩尻市の旧エーコープ店前でお盆前の『お花まつり』を開催した。地元産の新鮮野菜のほか、アスター・トルコキキョウ・オミナエシ・リンドウ・ユリ・シマススキなど、多彩な花々を直売部会員が普段の野菜出荷の合間に、丹精込めて育てた「お盆用生花」の販売を行った。
また、農産物加工部会では、手作りの赤飯やレタス生地を使用したオリジナルおやきなどを販売した。更に、洗馬小曽部地区の有志らが「小曽部谷の清流で育った岩魚の炭火焼」の販売も行った。
この日は午前9時のオープン前に既に長蛇の列ができており、洗馬のお花まつりを楽しみにしていた方が大勢集まった。
新型コロナウイルス感染症拡大が大変心配される中、マスク着用でのご来場を呼び掛け、部会員はこまめな消毒も行いながら対策も行った。ご来場のお客様からは「今年は中止となってしまうかと思ったが、コロナ対策もしっかり行い開催してもらえることがありがたい。お花や新鮮野菜、まごころこもったお赤飯やおやきも毎年楽しみにしていた」との声が届いた。生産者直売部会長の北沢豊さんは「コロナの影響で春のイベントも中止となり、部会員も大変心配をしていたが、今日このように多くのお客様がお越しいただけたことに大変感謝を申し上げたい。小さなお花まつりだが、根強い人気があることがわかったし、価格も他と比べて満足してもらえる設定だと思う。部会員も普段の作業の中でこの日にあわせ数々の花を栽培しており、何より部会員の生産意欲も高まるのではないか。期待してお越しくださるお客様の気持ちに寄り添えるような、今後も活気あふれる生産者直売・農産物加工をこれからも目指せたら」と笑顔で語っていた。