食べ物のありがたみを伝える

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親子で農作業を楽しんだ

JA松本ハイランド女鳥羽支所は8月4日、松本市岡田保育園と協力して運営する体験型農園「夢あわせ農園」でジャガイモや枝豆の収穫体験を行った。保護者にも参加を募り、親子で農業に親しんでもらうとともに、JA事業に対する理解醸成を図った。
当日は、3密を避けるため、少人数のグループに分け、時間をずらして行うなど新型コロナウイルス対策にも配慮。年長園児44人とその保護者らが参加し、同支所職員の指導のもと、親子で協力しながら手際よく収穫作業をすすめた。また、梅雨の長雨により、葉が変色したキュウリを見本に、消費者に安全安心な農産物を届けるため尽力する農家の苦労も伝えた。参加した保護者は「自分が体験してみると農業の大変さがわかる。子どもにも食べ物のありがたみを学んでほしい」と話した。
収穫したジャガイモは、8月末に同園が開く「カレー会」に使用するほか、トマトやズッキーニなど同農園で採れる農産物は、給食の時間に味わう予定だ。
同園の竹内あつ子園長は「野菜の生長過程を知ることで、食べ物への感謝を学び、野菜を好きになってくれたらうれしい」と話した。

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