とうもろこしを収穫する親子
JA洗馬が、「農産物の生産販売」や「農業労力支援および人材育成」「食農教育や体験農業を通じた消費者との交流事業」などを目的として、平成28年に100%出資の子会社として立ち上げた、株式会社ドリームファーム洗馬(代表取締役(JA洗馬代表理事専務理事):寺澤武憲氏)が、このほど8月2日(日)に塩尻市の活性化を目的に塩尻市、塩尻商工会議所をはじめ、地域住民が出資して第三セクターとして設立している、株式会社しおじり街元気カンパニーが企画した「夏休み ぼくらのしおじり探検隊 ~とうもろこし収穫と浜このみさんの親子料理教室~」のツアー受け入れを行った。新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中、バス会社をはじめとした地元企業と、外出を自粛している子供たちに少しでも元気を出していただければ...という趣旨で開催した企画だ。
この日は、感染防止対策を入念に行いながら、塩尻市や近隣市町村から親子11名が参加し、ドリームファーム洗馬の圃場で料理に使う分とお持ち帰りの分の、甘くて新鮮なとうもろこしを朝採り収穫した。
また、クッキングコーディネーターで講師の浜このみさんも収穫に同伴して、参加者の皆さんとともにとうもろこしの収穫を行いながら食材本来の力を確認した。
収穫後参加者一行は、塩尻市の施設であるえんぱーくへ戻り、浜このみさん講師のもと「とうもろこしで作るすてきなランチボックス」を作った。
講師の浜このみさんは、「今日はとうもろこしの炊き込みご飯や肉団子、生とうもろこしのすりおろしコーンスープなどにして、他の夏野菜と一緒にすてきなランチボックスを作りながら、新鮮なとうもろこしの本来のおいしさを親子で感じてもらえたら嬉しい」と仰っていた。
ドリームファーム洗馬の寺澤武憲代表取締役は、この会社設立の目的を改めて実感しながら、「食の大切さ」「農業の大変さやおもしろさ」をもっと多くの地域の方々や消費者の皆様へ伝えていきたいと抱負を語っていた。