ジャガイモの収穫を楽しむ親子
JA佐久浅間は8月8日、食農教育の一環で取り組む、親子参加型体験教室「ちゃぐりんスクール」を開校した。4月に開校を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でカリキュラムを再編成し、4カ月遅れのスタートとなった。15期目となる今期は19家族53人が参加し、11月まで全4回のカリキュラムを体験する予定だ。
初回は、佐久市臼田の佐久市有機農業研究協議会実験農場で、ジャガイモの収穫を体験したほか、サニーレタスとハクサイの苗の植え付けし、防虫ネット張りと水くれを行った。次回は9月に、サニーレタスの収穫と、ダイコンやニンジンなどの種まきを予定している。
参加した小学校2年生の女の子は「初めて野菜の収穫を体験して、お母さんに手伝ってもらいながら35個もジャガイモが採れてうれしい」と笑顔で話した。
事務局を担当する同JA企画総務部ふれあい広報課の山浦晃子課長は「農作業体験を通じて親子で楽しみながら、地域の農や食の大切さを感じてほしい」と話している。