長地小5年生「イネの学習会」/生長に驚き

「長地小5年生「イネの学習会」/生長に驚き」の画像
高木理事の説明に、熱心に耳を傾ける長地小5年生

JA長地支所は食農活動の一環として、岡谷市の長地小学校5年生の稲作を支援している。8月6日、5年1組・3組の児童と教諭69人・同支所職員らが水田(同市長地)に集まり、イネの学習会を開いた。イネの伸び具合などの生長を観察し、コメづくりへの理解を深めた。
同校の稲作を指導しているJAの高木元一郎理事が、毎日の水の管理、定期的な草取りや病害虫対策について説明。現在の生育状況は「今年は雨が多く、日照時間が少なかったので、例年のこの時期に比べると背丈は少し小さめだが、元気に育っている」と話し、児童たちに「田植えの時と比べて苗がどう変わったか、違いをよく観察してください」と呼びかけた。
木村建斗さん(11)は「指先でつまめるくらい小さかった苗が、根を張って両手じゃなきゃ持てないぐらい大きく生長していてビックリした。秋の収獲が楽しみ」と話していた。
今後も定期的に観察を行い、9月中旬に稲刈りをする予定。

MENU