管内で突風・降雹被害 4670万円の被害を確認

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被害を確認する千國組合長

大気の状態が不安定となり、県内各地で22日に発生した突風と降雹の影響で管内の農作物にも大きな被害が出た。特に突風による被害は安曇野市三郷・堀金地域に集中しており被害額は確認されているだけで4670万円に上る。
このうち、収穫期を迎えたサンつがるや主力品種のサンふじなどリンゴの被害が最も大きく、降雹による裂傷等と合わせて約4500万円の被害となった。
また突風の影響は農業施設にも及んでおり、ビニールハウスや倉庫など農業関連施設13棟の全半壊が確認されている。現時点では倒れた樹木や倒壊したハウスなどの被害額は含まれておらず、今後の調査次第では更に1000万円程度拡大する見通しだ。
倒木の被害を受けたリンゴ生産者は「木を植えてから10年。実が落ちるだけであればまた来年という気持ちになるが、倒れてしまっては」と非常に落胆していた。
千國茂代表理事組合長は「倒木や倒壊は台風や凍霜害などと違い一過性の被害ではない。被災された生産者の手取りに繋がるような販売方法や設備の復旧など対策を考えたい」と話した。
これを受けて、同JAでは安曇野市堀金の広域営農センターに「8.22 竜巻災害対策本部」を

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