旬の農産物をPR「青空マルシェ」開催 ホテル宿泊者向けに出張販売

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新鮮な農産物を買い求める利用者

JA佐久浅間の直営直売所「みどりのひろば軽井沢」は7月26日、軽井沢プリンスホテルウエスト(軽井沢町軽井沢)で農産物出張販売「青空マルシェ」を開いた。宿泊者向けに新鮮な農産物を販売して地域の観光PRにつなげたいホテル側と、管内の農業振興に向けて直売所農産物の販路拡大を目指すJAが相互連携した取り組み。毎週日曜日午前中の開催で、8月末まで合わせて6回を予定している。
青空マルシェは、ホテル敷地内のアスレチックやツリートレッキングなど、アクティビティー施設が充実する特設ゾーンにオープン。木々に囲まれた緑豊かな雰囲気が、新鮮な農産物のイメージと相まって好評だ。会場では、軽井沢産のトウモロコシやレタス、ブルーベリーなどをはじめ、JA管内産の新鮮な農産物、望月高原のむヨーグルトなどの加工品を販売。ブルーベリーを購入した利用者は「粒が大きく食べ応えがありそう。新鮮な商品が手軽に購入できるのはうれしい」と笑顔を見せた。
JAでは、長期ビジョン3カ年プラス2カ年計画で、地域の農業振興と農業所得の増大を「リーディングプロジェクト」として位置付けている。青空マルシェは実施具体策の一つで、地元農産物ともに直営直売所やネットショップをPRすることで新規利用者の掘り起こしにつなげる考えだ。JA営農経済部直売課の西部圭一課長は「ホテルの宿泊者に直接、旬の農産物を販売できる絶好の機会。鮮度の良さをアピールしながら、活気ある売り場を目指したい」と意気込む。

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