青年部による旬菜「スイートコーン」の試験栽培 収穫期を迎える

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塩尻市立洗馬小学校に寄贈

JA洗馬青年部では、毎年実施している試験圃場でのスイートコーン栽培が収穫期を迎えた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で活動自体がどうなるか先行きが見えない状況であったが、青年部盟友の理解と協力もあって予防対策を行いながら収穫を迎えることが出来た。実施した品種は2種類で、主力となる「ゴールドラッシュ」のほか、新たな試験品種として「プレミアムスイート」を栽培した。今年は長引く梅雨に伴う日照不足により、生育の遅延が心配されたが、その反面収穫遅れからなる「しなび」の発生はみられることはなかった。青年部事務局を務める営農指導員も「悪天候続きではあったが、甘さ・大きさともまずまずではないか」と話していた。収穫したスイートコーンは出荷して市場へ送るとともに、青年部三役が「採れたて」を地元塩尻市立洗馬小学校にも給食食材としてお届けをした。この日が1学期の終業式と聞いた青年部長の小川秋彦さんは、「甘くておいしい洗馬のスイートコーンを児童の皆さんや先生方にも食べていただき、楽しく元気に夏休みを過ごしてもらえれば嬉しい」と校長先生に手渡していた。
管内1校1JAとして、昔から続く「心あたたまる交流」をこれからも絶やさぬことが「JA洗馬」の食と農を伝える使命であると感じた1日となった。

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