異常気象続く、適切な栽培管理を呼びかけ

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出荷基準等を確認する農家ら

JA大北は7月27日、管内5地区の会場でジュース用トマトの出荷目揃え会を開いた。目揃え会に参加した農家らは、出荷基準やこれからの栽培管理について確認をしていた。
ジュース用トマトは契約栽培により、市況に左右されず安定した収入が得られるのが利点。目揃え会では出荷契約先のゴールドパック株式会社の担当者とJA営農指導員から、出荷基準や出荷コンテナなどへのマルチやヒモの混入防止策等出荷時の注意点、収穫期間中の栽培管理などについて説明があり、参加した農家らは一つひとつ確認していた。そしてJA営農指導員からは「梅雨明け後、急激な気温の上昇等による日焼け果の発生などが心配される。寒冷紗やワラ敷きを行うなどして対策をお願いしたい。また、合わせて病害虫防除もお願いしたい」と呼び掛けた。
現在JA管内の栽培面積は3.4ヘクタール。面積10アールあたり5トンの収穫・出荷を目指して、適切な指導を行っていく。ジュース用トマトは8月3日から出荷受け入れを開始し、9月14日まで続く予定。

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