もも主力品種出荷始まる 白鳳・あかつき目揃い会開催

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営農技術員の話を聞く生産者

7月28日、JA塩尻市果実常任委員会もも部会(柳沢勇一部会長)は、管内のもも生産者を対象に主力品種の「白鳳」と「あかつき」の目揃い会を桔梗ヶ原果実共選所で開いた。会場には26名の生産者が集まり営農技術員の話に耳を傾けた。
今年は、梅雨の長雨に伴い日照不足が続き、着色不良となったものが多く見受けられた。曇天が続いているため果肉先行の傾向となっている。そのため、「昨年同様の着色を待ってしまうと過熟となる場合があるので注意してほしい」と呼びかけられた。
現物を見ながらの目合わせでは、規格や着色、スレやサビ等で格外や加工になるものなどを確認した。
出荷は主に名古屋、四国方面。新型コロナウイルスの影響で販売が心配されていたが、外食需要が減っている分、自宅での消費拡大が期待される。
柳沢部会長は「早く梅雨明けしてお日さまが出てくることを期待している。今年はせん孔細菌病が多いため被害が心配」と話した。
今年度のももの出荷は約7,350ケース(1ケース5kg)を計画している。

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