子どもたちの食農教育に役立てて、小学校へちゃぐりん寄贈

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浜田康敬校長(左)へちゃぐりんを手渡す山岸哲夫支所長

JA上伊那は、JAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌「ちゃぐりん」合計172冊を管内の小学校38校の4年生へ寄贈を行っている。
この取り組みは、将来を担う子どもたちが農業や食べ物に興味を持ち、その大切さを感じてもらうことを目的に平成27年から始めた。各校での食農教育の教育資材や夏休みの課題探しに活用してもらいたいと毎年この時期に行っている。
7月9日には、美篶手良支所の山岸哲夫支所長が伊那市の手良小学校を訪れ、浜田康敬校長へちゃぐりんを贈った。同校では以前からちゃぐりんを図書雑誌として採用しており、浜田校長は「文字だけでなく写真やイラストが多く、見ているだけでも楽しい雑誌。いただいたものは教室に置き多くの児童に見てもらいたい」と話した。
手良小学校では、食農教育の一環で学校菜園での野菜作りにも取り組んでいるが、全く農作業の経験がない児童もいるという。浜田校長は「自分たちで作って食べることで農家の苦労を知るという経験は子どもたちの成長に役立つ。ちゃぐりんも活用しながら大きくなった時に役立つ教育につなげていきたい」と話した。

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