農業の大切さ学ぶ 新規採用職員が農作業を体験

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農作業を体験するJA職員ら

JA大北は7月1日、今年度入組した新採用職員の農業実地研修を白馬村の同JA育苗センターで開いた。研修には職員5人が参加し、農作業を体験した。
新規採用職員に対する農業実習は、JA職員として農業知識の習得と農家の苦労を体験することで、支所やセンターなどでの日頃の業務につなげてもろうことを目的に毎年行っている。
この日は白馬村の同JA育苗センターで、水稲苗育苗期間後の育苗ハウスを活用して栽培が行われているミニトマトの管理作業を体験。元JA営農指導員で同育苗ハウスで栽培に携わっている松沢正猛さんを講師に、同村でハウス栽培しているミニトマトの栽培面積や生産農家数などの概況、栽培からの出荷までの過程、栽培管理についてなど説明を受けた後、実際に作業体験した。
体験した作業は、ミニトマトを長期間に渡り栽培するために、麻ひもを茎に巻き付け、斜めに誘引する作業。参加した職員は慣れない作業に最初は戸惑いもありましたが、松沢さんに教わりながら、後半にはスムーズに作業をすすめていた。
農作業を体験した職員らは「作業自体は初めての体験だったが、大変いい経験となった。今後の業務に今回の研修内容を生かしていければ」と話していた。

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