2議案を承認した臨時総会(7月3日、佐久市猿久保・JA本所で)
JA佐久浅間米穀専門委員会は7月3日、佐久市猿久保のJA本所で臨時総会を開いた。約40人が参加し、役員改選と規約改正の2議案を承認した。
JA担当者が長野米の集荷・販売状況や民間在庫の推移、米情勢などを報告し、2018年度産米の最終精算を説明した。
20年度の取り組み事項として、「消費者に選ばれる特徴ある高品質な米づくり」を目標に、日本穀物検定協会食味ランキング「特A」の永続的な獲得、昨年初めて開いた「一番うまい米コンテスト」の継続など、良食味米産地として他産地と差別化し、農家所得向上に取り組む。
また、21年の「米・食味分析鑑定コンクール」開催地の小諸市と連携し、JA主催の「一番うまい米コンテスト」と合同で米の食味コンクールを開くことを確認。
新委員長には、有賀寛治さんを選任。有賀委員長は「地域ごとに築き上げた英知を結集して、生産技術と食味のさらなる向上を目指そう」と力強くあいさつした。