ブルーベリー出荷最盛期 県内中心に8トン出荷

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収穫適期を見極めて果実を摘み取る荻原部会長(7月19日、小諸市で)

JA佐久浅間管内でブルーベリーの出荷が最盛期を迎えている。2015年に設立したJAベリー部会は、小諸市、佐久市、立科町など40人の生産者で構成。6月下旬から早生種「デューク」を皮切りに、中生種「ブルーレイ」、晩生種「チャンドラー」「エリオット」など、9月上旬にかけて、県内を中心に関東方面を含めて約8トンの出荷をめざす。
今年は長雨と低温、日照不足など生育には不利な条件だったものの、果実の大きさ、糖度ともに平年並みの仕上がりだという。JA担当者は「適期収穫と病虫害防除の徹底を呼び掛け、良品の出荷に努めたい」と話している。
荻原裕一部会長は、寒冷地に適したハイブッシュ系を中心に約17アールの圃場でブルーベリーを栽培。「労力分散や長期出荷態勢の構築などの課題解決に向け、早生種から極晩生種までの作付けリレーや高品質品種の導入などを進め、産地の発展をめざしたい」と話している。

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