中野市のプラム、初出荷迎える

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品質をチェックするJA出荷担当者

JA中野市は6月24日より、プラムの出荷をスタートさせた。出荷されたプラムは、品種の豊富なプラムの中でも、先陣を切って店頭に並ぶ早生種、大石早生(おおいしわせ)。出荷当日は、JAの出荷担当者が、外観のチェック等の品質確認を行った。
出荷時期は去年より5日早く、生育は平年よりも、やや進んでいる。4月の凍霜害により、着果量こそ少ないものの、その分、玉伸びはよく、実の大きなプラムに仕上がった。今回の出荷先は県内が主となるが、まとまった量が確保できる来週以降、関東・中京・関西等、日本各地へ出荷され、今年も爽やかな味とともに夏の訪れを告げる。
現在、JA中野市プラム部会は、116人の生産者で構成されており、数多くの品種を栽培している。今後は菅野中生、貴陽、太陽、秋姫等、品種リレーが続き、およそ9月末まで夏の味覚を楽しむことができる。

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