安定供給に向けて新たな予冷施設の稼働

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テープカットの様子

小海支所では、6月5日に小海町の支所第一予冷庫で予冷施設の更新を目的に建設が進められてきた真空冷却装置と製氷機の竣工式を開いた。小海町の黒澤弘町長やJA役職員などの関係者20人が参加して、施設の安全祈願が行った。
真空冷却装置は前回の施設建設から20年以上が経過、冷却速度や冷却時の騒音や故障が懸念され、また時間帯指定による出荷の迅速化や真空予冷施設の機能強化などが求められる。製氷機の更新はブロッコリーの増産に向けた、出荷に欠かせない製氷の日量増加と氷の質の向上などを目的に更新が検討されてきた。
式典では、真空冷却装置、製氷機設置の完成を記念して参列者代表によるテープカットが行われた。真空冷却装置起動は支所野菜部会の篠原靖部会長が始動ボタンを押して装置を起動した。
由井和行組合長は、「野菜の出荷時期を迎えて新たな施設の稼働により、農業生産基盤の強化と長野八ヶ岳ブランドの発展に努めるとともに、安定供給に取り組んで消費者の信頼に応えるよう、役職員一同より一層の努力を重ねて業務に励みたい」と施設稼働へ向けてあいさつをした。

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