今年の無核ぶどう栽培に向け講習会開催

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営農技術員の話に耳を傾ける生産者

6月1日、JA塩尻市果実常任委員会ぶどう部会(中澤靖部会長)は、管内のシャインマスカット生産者を対象に1回目のジベ処理講習会を開いた。桔梗ヶ原地区のぶどう生産者の圃場には32名が参加し、今年度の生育について営農技術員の話に耳を傾けた。
今年は、昨年の収穫遅れや春先の乾燥などの影響で目揃いがバラバラなところが見受けられ、適期処理しにくいと予想。通常2回程度のジベレリン処理を3回から4回に分けて行うように呼びかけられた。
新梢管理では、結実向上や新梢伸長抑制のために開花直前に摘心を行うほか、強い新梢から誘引していくように伝えられた。
中澤部会長は「新型コロナウイルスの影響で市場の動きが読みずらいが、品質第一で取り組んでほしい。また、品質の第一歩として房づくりが重要となるため、作業の工程をもう1度確認してほしい」と呼びかけた。

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