JA佐久浅間は6月12日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた、小諸市の小諸支所立体駐車場の竣工式を開いた。小泉俊博市長やJA関係者、施工業者ら15人が出席。神事やテープカットを行い、完成を祝った。
立体駐車場は鉄骨造り2階建てで、面積は約1160平方メートル。97台の駐車スペースを確保し、4月1日から運用を開始した。立体駐車場周辺は、小諸市が推進するコンパクトシティの形成に基づき、市役所やJA長野厚生連浅間南麓こもろ医療センターに加えて現在、工事が進んでいる、商業施設や多世代交流センターを含む複合型中心拠点誘導施設を建設中。市内の中心に位置するためこれから利用の増加が見込まれる。
浅沼博組合長は「市街地形成の目覚ましい進展はまさに明日の小諸市を象徴するもの。立体駐車場を有効に活用し、組合員や地域住民が集う施設として、小諸市の未来に向かった街づくりの役に立つことを願っている」と話した。