株式会社長野県Aコープは6月11日、大町市常盤のカインズホーム大町ショッピングセンター内に、県内28店舗目として「A・コープファーマーズおおまち店」を開店した。店内にはJA大北の生産者直売コーナーも設けられ、新鮮な地元産の野菜をはじめ、農産加工品なども販売する。開店後には店舗入り口でのアルコール消毒の徹底や距離の確保など新型コロナウイルス感染拡大防止に努めていた。
開店前に店内で開かれたオープン全体朝礼で同店の清水力店長は「地元密着スーパーマーケットとして、お客様に満足いただける店舗としてなるように従業員一同取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓として同JAの武井宏文組合長は「国内産にこだわり食の安全、安心に配慮し、新鮮な農産物などが並び、地域の期待に沿った店舗となっている。今後より地域の期待に応えていけるよう、同JAでも直売コーナーを通じて力になれれば」と話した。
店内には新鮮な農畜産物のほか、焼き立てパンコーナーやお惣菜、地元のお土産コーナー、その他日用生活品などが並び、かなり豊富な品揃えとなっている。
店舗入り口近くに設けられた同JAの生産者直売コーナーは最大53坪。現在はレタスやアスパラガス、お米、凍り餅などの農産加工品が並んでいる。時期的な問題等もあり、まだ出荷数は少ない状況だが、これからの夏野菜出荷時期には多くの農産物が並ぶ予定。JAでは引き続き直売所出荷者の募集、出荷量の増加などを呼びかけている。
同店の通常営業時間は9時半から20時。日曜日のみ9時から開店。ただし現在はオープンセールを実施しており、6月21日までは連日9時から開店となっている。