新型コロナ禍の影響で平均価格がさらに下がった県家畜市場
6月4日 JA全農長野は、木曽町の長野県中央家畜市場で定例の6月市場を開いた。和牛子牛304頭が上場し、296頭が取引成立した。子牛全体の平均価格は前回4月市場から28,472円下げて634,600円(税込み)。新型コロナウイルス禍の影響で購買者も少なく、低調な取引となった。和牛枝肉相場の低迷が長期化し、全国的に和牛子牛価格の下落が続いている中、去勢牛が前回平均を大きく下回った。去勢子牛は171頭で平均価格は前回より55,089円安い649,309円(同)。雌子牛は125頭で平均価格は前回より11,582円上げて614,478円(同)だった。
セリ前に行われた子牛共進会の結果は次の通り。去勢牛=最優秀賞 黒畑康弘さん(木曽町)、優秀賞=田中恒臣さん(木曽町)、林孝政さん(南木曽町)。雌牛=最優秀賞 小山清志さん(喬木村)。