直売所等出荷者増加に向けて 大北園芸セミナー2回目講座開催

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モデルほ場で栽培されているアスパラガスの様子を確認する受講生ら

JA大北は5月29日、大北園芸セミナーの2回目講座を大町市常盤のJA農産物直売所「ええっこの里」に隣接するモデルほ場で開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、4月上旬に開催を予定していた開講式と第1回目講座は中止。緊急事態宣言が解除されたのをうけて、万全な対策を講じた上で第2回目講座からのセミナー再開となった。
今回の講座には受講生4人が参加。同JA営農部園芸振興課の森山貴章課長と県北アルプス地域振興局農業農村支援センター職員を講師に野菜の水管理とキュウリやトマト、ナスなどの果菜類の仕立て方、農薬の安全使用について学んだ。参加した受講生らはセミナーの中で「連作障害を回避するためにはどうすればいい」や「大玉トマトを玉割れをしないように作るためにはどうすればいい」などの栽培する上での課題や疑問などを積極的に質問していた。また、同ほ場で栽培しているアスパラガスの状況もし、栽培方法等について興味深く話しを聞いていた。
同セミナーは、直売所や市場への農産物出荷者の増加を目的に同JAが主催となり昨年から開催をしており、今年で2期目。セミナー受講生は、JA営農指導員や県北アルプス地域振興局農業農村支援センターの職員を講師に1年間、栽培技術などについて学ぶ。講座は全6回、来年2月まで開かれる。

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