買って食べて畜産農家応援 地元産牛肉特別販売

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地元産牛肉の販売を呼び掛けるJA営農経済部職員(佐久市・JA本所で)

新型コロナウイルスによる農産物の需要低迷対策として、JA佐久浅間は5月に地元産牛肉の特別販売に取り組んだ。管内特産のブランド牛「信州蓼科牛」、同JA子会社グリーンフィールドが肥育する「りんごで育った信州牛」の消費拡大を図り、生産者を支援しようと営農経済部畜産課と同部畜産センターが中心となり、JA役職員に呼び掛けた。
黒毛和種と乳用種を掛け合わせた交雑種(F1)の信州蓼科牛はヒレ肉と切り落としの2種類、黒毛和種の信州牛は最上級A5ランクのサーロインステーキ用、焼肉用、スライスの3種類を用意。JA肉牛部会の部会員らも協力し、合わせて734セットを販売した。
JA営農経済部で畜産課長を兼務する山崎秀二次長は「消費宣伝等のイベント開催が難しい中、JA役職員が先頭に立ち、管内農産物の消費拡大に取り組むことが大切。今後も部会や協議会と連携を図り、地元畜産物のPRに努めたい」と話している。

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