水稲種もみ配布はじまる 春の農繁期シーズンに突入

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軽トラックに次々と積み込まれる種もみ

JA大北管内の各営農センターにて、令和2年産米の生産準備を目前に水稲種もみの配布を行っている。このうち大町市常盤の同JA南部営農センターでは3月7日、8日に大町市常盤地区と松川村の生産農家を対象に、事前に注文いただいていた水稲種もみの配布、。同センターには朝から軽トラックの長い列ができていた。
同センターには県原種センターで栽培されたコシヒカリやあきたこまち、もち米のもちひかり、酒造好適米の美山錦などの種もみが積み上げられ、同センター職員らが農家の乗り付けた軽トラックなどに積み込んだ。同JAでは今年、事前に注文いただいた、酒米、もち米、うるち米などの種もみ約70トンを配布する。
また、各地で開催を予定していた同時開催の水稲栽培講習会は、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となったが、栽培において不明な点などは、各センターや指導員の方で電話等にて対応していく。
同JAでは育苗期間中の管理について「水稲育苗期間中の温度管理は特に重要で、高温にならないよう被覆資材等を用いて、気候に合わせた適切な温度管理をお願いしたい」としている。

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