冬季野菜研修会で消費動向について学ぶ

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講演を聞く参加者

JA長野八ヶ岳の野菜専門委員会と青年部協議会は2月18日、南牧村の野辺山基幹集落センターで、令和元年度の冬季野菜研修会を開いた。女性部も共催し、青年部員や女性部員などの関係者約110人が参加した。
講師として株式会社レッドアンドホワイトの中山義夫代表取締役と株式会社サングローブフードの安斎良邦取締役会長を招き、「マクドナルドの歴史」と「カット野菜のこれから」と題して2部に分けて講演した。
マクドナルドの歴史は、関西1号店となる店舗立ち上げ時代の工夫や苦労した経験、アメリカのマクドナルド本社へ入社してアジア圏を担当した経歴と当JAでも生産しているレタスを使用しているなど、関係する部分に触れながら講演した。
カット野菜のこれからは、消費者のニーズによる需要の変動などについて話した。野菜摂取に関して、朝食を食べない人が多い20代から40代の若者が男女ともに摂取量が少ない傾向があるが、健康志向の高まりによってサラダなど素材のままではなく加工した商品の販売が増加していることについて講演した。
野菜専門委員長を務める、JAの井出文人専務は、「変化する消費動向に合せてより一層の安全安心で高品質な高原野菜の生産販売に努めていきたい」と話した。

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