子育て世代の輪を広げるための一歩

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フラワーアレンジメントを学ぶ親子ら(8日、大町市で)

JA大北女性部は2月8日、親子フラワーアレンジメント体験を大町市の南部営農センターで開いた。
体験会には同市内の親子14人が参加。この日は同市のJAファーム大北南部店の職員を講師に、バレンタインデーアレンジとしてバレンタインらしい花などを用いてフラワーアレンジメントを親子でひとつずつ作成。特に子ども用には花が白く、丸い、キンポウギクを使った白うさぎのアレンジメントを作成。キンポウギクを2本並べ、頭と胴に見立て、フェルト素材の目や耳などをつけ、まわりに菜の花やスイートカーネーションを飾りつけ完成させた。子どもたちは親と協力しながら真剣な眼差しでアレンジメントを体験していた。
参加した親子らからは「親子で楽しんで作ることができた」との喜びの声や郷土料理などの料理講習会の開催を希望する声があった。
今回の体験会は女性部員の高齢化と若い世代の部員の確保が課題となる中で、子を持つ親同士で集まる場づくりの第一歩になればと企画。同女性部の平出志げ子部長は「若い人たちにJAや女性部について知ってもらい、今後のグループづくり、親子同士の交流の場となればうれしい。本日参加した人たちが核となり、若い世代のグループづくりに結びつき、地域の活性化へとつながれば」としている。

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