虹のサークルで心を込めて写経体験会

「虹のサークルで心を込めて写経体験会」の画像
集中して書き写す参加者

JA長野八ヶ岳と長野エーコープサプライが共同運営するJA虹のホールあおぞらは、昨年の8月から組合員や地域の利用者を対象とした参加型・体験型のイベントを毎月1回開いている。
1月26日に行った第6回目となるイベントは「写経体験会」を開いた。イベントの講師として佐久市岩村田にある真言宗智山派成田山圓満寺の小林佑介副住職を招いた。
写経は仏様の説かれた教えであるお経の文字を一字一字、心を込めて書き写すことで、日常を離れて自分を見つめ直すことができ、文字を一心に写していくことで仏様の世界が心の中に広がり清らかな気持ちになるといわれている。 
当日はJA管内から虹のサークル開催以来最多となる35人の参加者が集まった。写経を始める前に小林副住職から古来より写経が行われるようになった経緯や手軽にできる作法などのポイントを丁寧に教わり、参加者は約1時間で写経を書き写した。用紙の最後に一人ひとりの願いを書く「願意」の部分があり、家族の健康や開運などを祈願して小林副住職がお経を唱えた。
イベント終了後には参加者や小林副住職、スタッフなどを交えてお茶会を開き「写経体験会」の感想や普段話す機会が少ない寺院の住職との話に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごした。

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