ナシ部会 生産・販売反省会

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あいさつをする小池部会長

JA中野市ナシ部会は、1月21日、JA本所で「生産・販売反省会」を開いた。生産者と卸売市場など関係者約30人が出席し、令和元年度の生産や販売の経過と、課題について確認した。小池和幸部会長は「今年度は販売が好調であった。今後、ナシがもっと儲かる農業になり、耕作面積が増えるような反省会にしたいので、忌憚のないご意見を頂き、新しいスタートを切りたい」とあいさつした。
生産では今年度、春の凍霜害、梅雨の低温、日照不足に続き、度重なる台風の被害で、スレ、傷など品質低下が散見された。販売単価は和梨、洋梨とも前年比の104~108%と好調であったが、洋梨の出荷量減少が課題となっている。市場関係者から販売について、現在はチャンスロスが多く、正確な情報による計画販売ができれば売り場確保につながると説明があった。生産者からは、10月がらの消費税増税による販売の影響があったかなど、消費者の動向を気にする意見もあった。反省会では、ほかにも多くの意見が出され、活発な意見交換により、課題の共通認識ができた。

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