各地区で水稲、そ菜合同で防除暦説明会開催

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営農指導員の説明に耳を傾ける生産者

JA塩尻市では1月16日から24日にかけて、管内の水稲生産者とそ菜生産者を対象に令和2年度防除暦説明会を各地区で開催している。
16日の塩尻地区の説明会では35名が参加し、営農指導員の説明に耳を傾けた。説明会では事前に配布している水稲とそ菜それぞれの防除暦を基に圃場の状態に合わせた薬剤の説明が行われた。
農薬の使用にあたり短期暴露評価の導入に伴い、農薬の使用方法が変更になったことから、使用期限の過ぎている薬剤を誤って使用しないように防除暦をしっかり確認するよう呼びかけられた。また、盗難防止のため農薬は必ずカギのかかるところに保管するように伝えられた。
そ菜については、昨年は高温期間に降雨を受けたことでレタスのすそ枯れ病などが見られたため、カビ系に効果のある薬剤が紹介された。水稲については、昨年6月上旬、中旬、7月中旬に低温、降水量が多かった。また、7月末から8月中旬は高温だったため、白く濁った白未熟粒が目立ったが、県内では1等米率95%と高水準となった。営農指導員は「品質の高さを今後の販売に繋げていきたい」と話した。

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