大豆できな粉づくり

「大豆できな粉づくり」の画像
挽き石うすで大豆を細かくする様子

JA中野市女性部は、1月16日、管内の日野小学校2・3年生20名ときな粉作りを行った。きな粉には、小学校の学級園で児童らが大切に育てた大豆を使った。女性部では、種蒔きから収穫、豆たたきなどの農作業体験や加工調理を指導し、農業と食の大切さを学んで欲しいと3年前から同小学校と協力し、食農教育に取り組んでいる。
きな粉づくりは、フライパンでよく鋳った大豆を冷まし、昔ながらの石で出来た「挽きうす」で挽き作る。大豆を鋳ったり、挽いたりすると、香ばしい香りがただよい、児童からは「いいにおい!」という声があがった。出来上がったきな粉は、豆腐入りの白玉団子にふりかけ試食した。女性部部長の若林孝子さんから「買ってきたきな粉とは違うでしょう。」と聞かれると児童からは、「全然違う!きな粉の味が濃い!」などと口々に感想を言い合った。最後に若林部長は、「今日作ったきな粉はみなさんが種から蒔いた大豆で作ったものです。持ち帰っておうちの方と一緒に味わってみて下さい。」と話した。次回は2月に残りの大豆を使い、味噌を作る予定になっている。

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