上松荘の川越施設長に米とタオルを届けた田屋組合長と久保寺益美女性部長
JA木曽と同JA女性部は8日、木曽郡内の高齢者や障害者などの福祉施設6カ所を訪問し、地元産の米120キロやタオル・シーツ600本などを贈った。田屋万芳組合長と中島拓也専務理事、女性部役員らが2班に分かれ、老人ホームの木曽あすなろ荘、木曽寮、なんてんの里、サニーヒルきそ、障害者支援施設の上松荘、児童養護施設の木曽ねざめ学園を訪問した。
上松町の障害者支援施設の上松荘では、「コシヒカリ」の独自ブランド米「初恋」20キロとタオル・シーツ120本を同施設の川越康孝施設長に手渡した。田屋組合長は「毎年恒例となっているが少しでもお役に立てればうれしい」と話した。川越施設長は「長年にわたって来ていただき、皆さんのお一人お一人の心のこもったものを提供していただき感謝している。利用者のために使いたい」と感謝の言葉を述べた。
同町の児童養護施設・木曽ねざめ学園ではコシヒカリ「初恋」20キロとボックスティッシュ5箱入り5個を同施設の宮木昭彦施設長に手渡した。
この事業は2002年から始まり、今年で19回目となる恒例の行事。米については昨年10月のJA祭の農産物品評会で組合員から出品された農産物即売会の販売代金を充てた。タオルは女性部のボランティア活動の一環で、部員などから募ったタオルやシーツを届けた。