あいさつする田屋組合長
JA木曽は6日、本所で年頭式を開いた。役職員ら60人が出席して新年に向けての決意を新たにした。
田屋万芳組合長はあいさつで、昨年11月の臨時総代会で承認された事業拠点再構築の3カ年計画の実施に向けた取り組みを進めることを指示し、「計画達成には厳しい直面に遭遇することも予想されるが、組合員や地域住民らが注目する中、我々役職員の団結力が問われる時でもある。地域に必要とされるJAを目指し、ハードルは高くても、何とかして計画達成のために職員一人ひとりの力を結集して取り組んでいこう」と呼びかけた。さらに、「活気のあるJAとなるように、明るい職場づくりや職員同士のコミュニケーションを今以上に深めてもらいたい」などと期待を伝えた。
JA木曽は令和4年度までに、地域の人口減少や農業の担い手不足・高齢化など、JA経営を取り巻く厳しい環境に対応するため、現在10ある支所を3支所に集約再編し、機能や職員を集中させてサービスの向上を図って出向く体制を強化し、「より身近なJA」を目指していく。